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幸せな夫婦生活
俺は今、夫婦の寝室にあるベッドにて最愛の妻と見つめ合っていた。
ベッドの他には空調と箪笥くらいしかない簡素な部屋。
『寝室』という名に相応しい寝るためだけの部屋。それはこの寝室の他に、俺達個々の私室があり、個々人の私物は全てそこに置かれているためである。
「あなた。今日はどうする?」
俺と向かい合った妻が身を寄せてくる。
たわわな乳房が俺の胸板に押し当てられ、甘い感触が俺を包み込む。
最愛の妻に誘われて断る男はいまい。
二つ返事で承諾しようとした時だった。
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