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※視点を変えたため少し時系列の重複があります (東弥side) 彼の身体から力が抜けたのを見計らい白く柔らかな腿を左右に開けば、みずみずしく弾力のある双丘の間から淡い色をした蕾がのぞく。 遅れて状況を察した彼がその部分を隠そうと伸ばした腕を、東弥は傷つけないようにそっと掴んで優しくシーツに縫い止めた。 「隠さないで、俺のこと見てて。 …力を抜いて。そう、いい子。」 怯えるように大きく見開かれた瞳に甘いglareを注ぎながら優しく言い聞かせる。 静留ははじめ瞳を潤ませ身体を硬直させていたが、安心させるために頭を撫でたり唇を啄んだりしているうちにやがて身体から力を抜き、猫のような瞳を蕩けるように細めた。 その様子はひどく色を帯びて美しい。 そしてその美しい身体が東弥のものであることを、彼のところどころほの赤く染まった真っ白な身体が唯一身に纏った黒いリボンが教えてくれる。 愛しくて堪らないと思う一方で、小さな蕾に楔を打ち込み早く彼と繋がりたいと、そんな醜い欲もまた東弥の中を蠢いた。 __急ぐのはいけない…。 自分に言い聞かせながら下に移動し、太腿がぴったりと腹部につくように静留の脚を持ち上げ大きく開かせる。 そうすることでさらされた蕾は小さく愛らしく、静留はそんなところまで美しいのだと知った。 興奮で鼓動が早くなっていく。 東弥がこんなにも動揺していることをきっと静留は知らないだろう。 過去にはこれよりもっとすごい行為を何度もしてきたはずなのに、人生で一番心臓がうるさいのは今だ。 「ぅー…。」 静留が顔を真っ赤にして呻いた。 恥ずかしがる姿すら東弥を刺激する。 むしろ恥じらう彼が妖艶すぎて今にも理性が崩壊してしまわないか不安で堪らない。 「…東弥さん、あんまりみちゃ、だめ…。」 じっと見惚れていると桜色の唇が震えながら高い声で紡いだ。 __この子は。それを逆効果だと知らないで言うのだから恐ろしい。 一握の理性に追い討ちをかけられ加速する欲望を何とか噛み潰す。 目を合わせたら今度こそ犯してしまいそうだと感じた東弥は、ローションを纏わせた自らの親指を彼の入り口に優しく押し当てた。
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