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客と船員を乗せ船は東の大陸を目指す、このまま何事もなく再び東の大陸へと客と船員はそう思っていた、あの時までは…
グミタコ「敵襲うぅぅ!」…ズドォ!…ザパァ!
突然の砲撃と共に水柱が上がった、海賊の襲撃である
ズドォ!…ザパァ!
再び砲撃が船を襲った…船は大きく揺れ船内からは悲鳴が上がる
グミタコ「くそ!襲わせるかよ!…オラァ!」ブォン!…ドカア
グミタコ氏は持ち前の触手で海賊船を叩いた、海賊船は大きく揺れ又、さっきの一撃でボロボロであるグミタコ氏は海賊船へ警告を呼びかけた。
グミタコ「海賊船に告ぐ!直ちに砲撃を停止せよ…停止せぬ場合止むを得ずお前たちの船を沈めることにもなる」
しかし相手は海賊船…当然素直に聞くはずもなくさらに砲撃を激しくし近づいてくる…マズい…そう判断したグミタコ氏は海賊船に渾身の力を入れて触手を振り払った、ドカア!と海賊船は大きな音を立てて崩れ出した、中からは海賊たちの阿鼻叫喚が聞こえる。
「水が!…この船はもう限界です!」
「敵の攻撃さらに激しくなってます!」ドカア!
ザァァァ!
グミタコ氏はさらにトドメと言わんばかりの一撃を船に入れた、そのせいなのか海賊船はさらに崩れ大きな音を出して沈みはじめた…しかしグミタコ氏はそれで終わらなかった…沈みはじた船の上に掴まってる海賊たちに触手を伸ばすとそのまま武器だけを捨て海賊たちをつかみ出した、グミタコ氏はそのまま船に運び出すと再び海賊船へと向かい、ついには海賊船の船員たち全てを東大陸へと向かってた船の上に運び込んだのだ。
「…どうする?コイツら?」
「決まってるだろ…ボコボコにして二度とこんな事しようと思えない恐怖を植えつけんだよ」
船の上では客たちが海賊たちを取り囲んでいた…私刑によるリンチが行われようとしている…
「それじゃあ俺から…オラァ!」ガッ!
「…⁉︎」
一人の男が拳を振り上げた…しかしその拳は海賊には届かなかった…グミタコ氏は船に飛び乗り海賊たちを庇ったのだ…これには船の船員も客も海賊達までもが驚いていた。
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