ハイパーなメダカ

自分を知る

　私の作品は、皆さんからのコメントを集約すると一言で言って〝シュール〟更には昔の私を知る人物からは上手くなったと褒めていただくことも多くなりました。
　しかしながら私には心当たりがない。上手くなったと言われて嬉しいには嬉しいが、褒められる内容が自分と重ならなくて、実感が湧かないからピンとこない。よく言えば冷静、悪く言えば冷めている、或いはメンタルが強すぎて鈍感、という性格の表れかもしれないが。

　本が苦手なのは今でも変わらない。でも読む習慣をつけて本に馴染まなければと、読める短編をあちこち読んでみる。ついこの間の1000文字以内の10周年リアルタイム妄想コンテストでは、みんなが短編なので私にとっては宝の山のよう……。これは読める、読める。
　パパッと読んでペコメ入れてスター送って、気軽に読めるこのくらいの分量が一番好き。これを機に本が好きになるよういいキッカケを作りたい。いや、キッカケになるかはわからない。

　ただこれだけ読んでもまだ本が好きになれない頑なな自分に、いつか変われるのだろうかと下を向くことも。それこそ10年後の自分に問いたい。

「あなたは読書が好きになっていますか」