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星降る夜に
あほら「『星降る夜に』ついに始まりましたよ」
ばかた「ああ、なんか危険なやつね」
あほら「何が危険? ロマンチックじゃないっすか」
ばかた「えー、だって星大気圏で燃えてるんだよ。しかも大きすぎる星は隕石として落ちてくるっていうし」
あほら「またそういうwikipedia情報を披露する」
ばかた「真ん中がネタ考えたらしいんだけど、書けないから誰か書いてってさ」
あほら「どんなネタ? そもそもツム美は?」
ばかた「かわいすぎるからやめるってさ。ネタは、ホラー」
あほら「ホラー?」
ばかた「流れ星が落ちてきている横で人が殺される」
あほら「何その空気感合わない感じ」
ばかた「もしくは、隕石が大量に落ちてきて地球滅亡」
あほら「退廃的だな。ツム美どんな思考回路してるんだ」
ばかた「あえて使うところに男気を感じるな」
あほら「男気じゃなくて女気さ」
ばかた「まさかお前女ってオチなのか……?」
あほら「何言ってんすか。一緒にシャワーも浴びた仲じゃないっすか」
ばかた「ちっ。一瞬期待した俺が馬鹿だったぜ」
あほら「どんだけ女に飢えてるんすか。ばかたさん(憐みの目)」
ばかた「お前に言われたくねえよ。万年振られ男」
あほら「ひでえ。まだ10回なのに」
ばかた「11回に増えるのも時間の問題だろ」
あほら「ばかたさんひどいよ。いじいじ」
ばかた「とにかく真ん中の頭の中には恋とか愛とかつまってないんだと」
あほら「俺をモデルに書いてくれればいいのに。ハーレム希望」
ばかた「あるわけないだろ。あっても逆ハーレムのその他大勢の一人だよ」
あほら「ばかたさん、一言いいですか? いけずー」
ばかた「転生して女になってこい。池の鯉」
あほら「ばかたさん……。最後のダジャレきつすぎっす」
ばかた「鯉に恋して屁こいてこい!」
あほら「濃いと言えば、オムライスの上のケチャップいらなくないですか?」
ばかた「確かにあれ味濃いよな。アジ恋だとアジに恋するみたいだ」
あほら「オムライスからアジに飛ぶなんてさすがばかたさん。たたきうまいっすよね」
ばかた「なめろうをなめよう!」
あほら「くだんな」
ばかた「お前マジ飯抜きな」
あほら「実は俺の方が稼いでるんだ! ばかたさんにおごってやらないもん」
ばかた「な、なんだとー!」
あほら「昨日1日派遣のバイトでこの万札を……」
ばかた「もーらい」
あほら「あ、ばかたさん、俺の万札持ってかないで。ちょっとー」
あほら「ひ、ひどい。俺の一週間の飯代が……」
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