ばかたとあほらのコント集

化学と科学。リベンジだ！

あほら「すいへーりーべ」
ばかた「何言ってんだ？」

あほら「化学ですよ。知らないんですか？」
ばかた「ああ、水素、ニホニウム、オガネソンな」

あほら「何その、最初と最後だけ知ってるからかっこよく見せようみたいな」
ばかた「最初と最後だけじゃないって、鉄とかマンガンとかも知ってるよ」

あほら「それ常識じゃないっすか」
ばかた「お前はどうせすいへーりーべを呪文だと思ってた口だろ」

あほら「俺だって知ってますよ。アクチノイドとか」
ばかた「それなんだ？」

あほら「よく知らないけど、名前だけ」
ばかた「俺の勝ちだな。酸素知ってるぜ」

あほら「それ知らなかったらやばいし、息できないし。それに、最後から二番目はテネシンですよ」
ばかた「天津飯？」

あほら「三つ目の人じゃなくて」
ばかた「それを言うならカニ玉が乗った飯だろ」

あほら「腹減ってるんすか？」
ばかた「そもそも何で今更化学なんだよ。コラボはもう終わったはずだろ」

あほら「もちろん。でも化学じゃなくて科学ですからね」
ばかた「どっちでも同じだろ」

あほら「違いますよ。エメット・ブラウンが言ってたじゃないっすか。科学は生物や物理、理科全般のことっすよ」
ばかた「じゃあ人間でもいいわけだ。彼女ほしー」

あほら「何でいつもそっちに行くんすか。そんで俺のこと万年振られ男ってののしるんでしょ」
ばかた「ちっ。ばれたか」

あほら「ばればれっすよ。しくしく(T_T)」
ばかた「まあまあ、リベンジリベンジ！」

あほら「女にですか？　モテない俺の人生にですか？」
ばかた「成り上がり、リベンジの発表がそろそろだなーって」

あほら「まだっすよ。７月末です」
ばかた「ちっ。真ん中を馬鹿にできたのに」

あほら「それいい加減やめた方がいいっすよ」
ばかた「元はと言えばお前がリベンジ言い出したんだろ」

あほら「言ってないっすよ」
ばかた「いーや、言った。すいへいりーべって」

あほら「それリベンジちゃうねん」
ばかた「いきなり関西弁使うな！　関西の人に失礼だぞ」

あほら「水平さんがカモメにリベンジするんですよ」
ばかた「そんな歌じゃないだろ」

あほら「でもって、そろそろ取り合いの結果出ますね」
ばかた「そっちこそマジやばいって。真ん中二つも出してるからさ、落ち込んでしばらく書けなくなるやつ。これの更新もなくなるぞ」

あほら「まあでも多分、今回も無理っすよね」
ばかた「ざまあみろ」

ツーツーツー　通信が途切れました。

ばかた「ん？　今何やってたっけ？　思い出せない」
あほら「ばかたさん？」

ばかた「まあ、帰るか」
あほら「ばかたさん、どうしたんですか？」

ばかた「あほら？　お前いたっけ？」
あほら「ひどいっすよ。さっきからいるじゃないですか」

ばかた「ここはどこ？　私は誰？」
あほら「ちょっと、マジでばかたさん大丈夫ですか？」

ばかたはふらふらとしながらどこかへ行ってしまった。

あほら「やばいみたいっすね。危なかった。俺も一歩間違えればあんな風に。今度から悪口言うのやめとこ」