親父マン

プロローグ

僕は、ごく普通の小学六年生だ。
秀才でもなく劣等生でもなく、成績も３やら４の辺りをさまよっている状態。
でもまあ、唯一普通じゃないところといえば、普通じゃない家族がいることくらいだ（ちなみに三人家族）。
え？何で普通じゃないかって？
んー、これはクラスじゃ有名な話だから詳しく話したことないし、説明するの苦手だし、ごちゃごちゃになるかもしれないけど……。
まあ、ちょっと聞いていってもらおうかな。
実は、うちには秘密のヒーローがいるんだよね＿＿＿＿。