私が恋愛小説を書く理由

制作の裏側について

そして二人と出会うことで花奏自身もまた成長していき少しづつ変わっていきます。

この物語は展開はドロドロとしていますが、描くテーマはあくまでも悲しく切ないサクセス＆ラブロマンスストーリーなんです。

基本的に花奏と伊月と悠馬この3人を主軸にして物語を進めていきますが、彼らを取り巻く脇役たちの活躍がこの小説のもう一つの見どころでもあり、物語の鍵を握ることもあるとても重要なキャラがたくさんいるので、そういうキャラにも注目して読んでもらいたい作品だということが特徴でもありますね。

最終的に向かうのは花奏が一流の女性作家になるというところまでなので、そうなるまでの辛く険しい道のりを花奏がどんな思いで、どういう想いを秘めて葛藤して歩んで来たのかというところを表情豊かに描いていくので、ぜひ楽しんでもらえたら嬉しいです(笑)

あと、これは本当に裏話なんですけど、物語の中に出てくるキャラクターで出版社に勤めてる花奏の担当編集者の京子は、すごく話の中に出てきてとても重要なキャラの一つになっているんですけど、実は最初、京子というキャラクターはちょっとしか出てこない設定にしようと思ってたんですよ(笑)

だけどいざ執筆しているときに、このキャラクター使えるって思ってしまって(笑)

そのまま予定変更をして重要人物として京子というキャラクターを掘り下げることにしたんです。