大きいドア

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大きいドアを開くと、そこに人が立っていた。helloと話かけると、無視された。 もう一度helloというと、怪訝な顔をし、こっちをみてきた。あなたはなぜここにたっているの?と聞くと、分からないと答えた。 名前は?と聞くと、分からない。もちろん住所も。 ははーん。これはrain manだなっと思った。 なので、記者に売りこむために何日か家で世話をみることにした。 ゴハンを食べさせ、風呂に入らせ、服を渡した。そうして、ギターも一緒に。 彼は不思議な顔をした。 何分か経った後、ギターを弾き始めた。 聞いたことある曲だった。 Billy joel のpianomanだった。 そうして、歌い始めた。 めちゃくちゃいい声だった。 私は、これでビジネスになるぞ! しめしめと思った。 早速、新聞社に電話しようとスマホを手にとると、rain manがスマホをはたいて飛ばした。 Rain manは私に「お前は馬鹿だ!騙されやがって!」と言い、そっと部屋のドアを閉めた。 閉めた瞬間、男は私を殴った。 私は気絶した。 目覚めると、私は手と足を縛られていた。 男は言った。「お前の評判は聞いている。嘘つきで、そうして大バカものだと」。 私は、誰がそんなことを?と聞くと、 男はここら辺に住む人は皆言っている。 私はそいつらを憎んだ。 男は続けて私に聞いた。 「お前は私を誰だと思っている?」 私は刑事か何かでしょうと答えた。 すると、男は言った。 (私は、殺し屋だ!そうして今から君を処刑する) 私は、半ばあきらめていたので、でしょうねと答え、あんまり痛く殺さないでくれと頼んだ。そうして、やっぱりrain manだと思った。この場合、血の雨を降らす意味合いだが。 男は私に、何故この状況になっているのか聞いた。 私は、あなたを部屋に入れたからでしょうと言った。 男はにっこり笑い、そうだといった。 これで、五人目の餌食だ!とも。 私はもうめんどくさくなったので、はい、そうですか。と適当に答え、眠くなったので、寝てしまった。 私は、それから二度と起きなかった。 もちろん、男に殺されたからだ。 しかし、朗報はある。男は21人目の被害者を出す前に警察に捕まえられた。 男は、町で一番のバカを殺したのだから、世のためにはいいことをしたといっているらしい。 私は、あの世からこう思った。 なるほど
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