2030人が本棚に入れています
本棚に追加
晴々とした空の下
そこに有ったのはよくある一軒家
山の中にあるため、見渡す限り他に家はない
緑豊かな静かな景色
しかし、中はそれどこでは無かった
「アキラ、そこの液体とって」
室内は外と真逆だった
いたる所にケーブルが張り巡らされており、部屋にある棚にはいかにも危なげな液体が陳列されていた
「は?、やなんだけど、絶対それアブねぇだろ」
そんな部屋には二人の少年がいた
「大丈夫、それはたぶん爆発とかしないから」
一人はこの少年、
いつも眠たそうな目をしている彼は中々有名な発明家だ
だが、その発明が、やたらに時間が正確な電子レンジ、とか、世界一軽いテレビリモコン、とか、凄いのかそうでないのか、良く分からない物ばかり
最初のコメントを投稿しよう!