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一発の攻撃で数十の仲間を失った『蜘蛛』達は勝てないと理解したのか、一目散に逃走を始めた
「テメェら何逃げとんじゃあぁぁぁ」
もはやパニックに近いアキラは逃げる『蜘蛛』達に向かって白銃を乱射している
しかし、『蜘蛛』達は数秒かからずに森の中に逃げ、姿が見えなくなった
それを確認したアキラは八つ当たりの対象がいなくなったので、銃をしまう
どうにか命が助かった少女は地面に座りこむ
一度は諦めたが、謎の乱入者によって、助かったが……
彼は一体何者なんだろう
何やら、見た事も無い武器で、その場にいた殆どの『蟲』を倒してしまった
しかも、凄い高さまで跳躍し、自分で驚いていた
そもそも一体どうやってこの場所にやって来たのか
最初は自分しかいなかったはずだ
そう思い、ふと少年が乗っていた一軒家を見てみると
ガチャリ!
扉が開き、中から別の少年が出てきた
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