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「じゃあ、エリサ、あなたは『昆虫』ってしってる」
「知らないわ」
始めて聞く単語だ
「やっぱり」
それだけ聞くとあきらは納得したように頷いた
「おい!どういう事だ?」
そんなのはこっちが聞きたい
「待ってね、アキラ、今説明するから」
そう言うとあきらは手元に有ったイスに座った
「まず、僕達はタイムマシンで時間旅行をするはずだった」
「不本意だがな」
「まぁ、それは置いといて………だから成功したら僕達は過去か未来に行くはずだった、ちなみに今回は過去にセットしたけれども」
エリサはあきらの言っていることが殆ど理解出来ない
「まず、結論から言おう、…実験は失敗した、」
「まて!、でも実際に俺達はこんな訳分んない場所に来たじゃねぇか!」
「……、そう、でもここは過去でも、ましてや未来でも無いんだ」
「はぁ?じゃあどこだよ?沖縄か?」
「………ここは少なくても地球じゃあない、別の星、ましかしたら」
そこで、しばしの沈黙の後
「異世界ってやつ?」
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