未来から
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未来から
自分の動かない体が、病院から火葬場で焼滅するまでを眺めていた。自分の身体が消滅し無くなっても、いつでも残された家族の様子は見えている。誰と話す訳ではないが、トイレで踏ん張った時に体はそのまま、意識は分離したと語り掛けられた感覚はある。家族の様子を見たければ、後はこの部屋で時間が過ぎるのを待つだけとなる。この別世界の絶対的な法則を受け入れてパパは、今も君達を見守っている。これからも・・・
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