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次の日、また次の日とユノ様は毎晩僕の部屋に来ては、僕を抱いた
とても嬉しいけど、、奥様は、、?
これじゃ、何の為に奥様を迎えたのか、、
でも、僕たちの密会は10日目にして終止符を打つ事になった。
そう、奥様に知られてしまったのだ、、
「ちょっと!!あんた達、何やってんの?」
「ぇ、、//」
「ソヒョン、、、」
僕は咄嗟にユノ様を突き飛ばした
「私を抱かない理由はこれ?」
「、、、、、」
「違うんです!!奥様、これは、、、!!」
「言い訳なんて聞きたくないわ!男同士でなんて、汚らわしい!!」そう言って出て行った奥様の後を、慌てて服を着たユノ様が追いかけて行った
「はぁ、、」
幸せな日々はそう長くは続かず、突きつけられた現実に、心が痛んだ。
きっと奥様だって、そうに違いない。知り合いもいないこんなだだっ広いお屋敷に嫁いできたんだもの、、ユノ様しか頼る人もいないだろうに、、
僕はなんて愚かだったんだろう、、いくらユノ様を好きでもこれは、、
でも、大好きなユノ様を前にしたら無碍にもできないし、、
「はぁ、、」
複雑な心境に、静かに零れ落ちた涙。
布団を握りしめた拳がジンと痺れて痛くなった。
次の日から僕はユノ様と奥様のお世話係りから外された。
でも数日後、何故か僕は再びユノ様と奥様のお世話係りに戻された
喜びは束の間。
今度は奥様からの陰湿な虐めにあった
それでも僕は耐えた。
ユノ様のそばに居られるから、、
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