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智昭への疑惑は段々と大きくなっていった。
食事に誘っても断りはしないけど乗り気じゃないようだし、話しかけても軽く流されることもしばしば。
仕事のストレスと智昭のことで桃花の肌は荒れていった。
しばらくしてプロジェクトが成功した。
そのおかげで仕事量は減り、桃花の心に余裕が出来た。
そんなある日、会社で
「ねえ桃花」
「なに智昭」
「今度の日曜、食事にでもいかない?いいお店予約しておいたから」
智昭からのお誘いが来た。最近、2人でいることもほとんどなかったので桃花の心は晴れた。
「うん、じゃあ日曜日ね。」
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