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桜井桃愛(さくらいももえ)
桜井桃愛 25才
身長168cm
3サイズ
120
65
100
華奢な体つきの割には豊満な胸を持ち、完璧なスリーサイズの彼女の容姿に電車内で、目を向けない男はいなかった。
彼女の趣味はその「豊満な胸を男性に触られる」ことであった。
関西の大学の法学部を卒業した後、証券会社に勤務した。
彼女がオフィスを選んだ条件は「1番混雑した電車で通える仕事場」と言うほどの徹底ぶりであった。
また、決して「女性専用車両」には乗らないのが信条である。
会社に着くと同僚に「今日は何人の男に胸を触られた」と言うのが彼女の自慢話であった。
さらに彼女の勤務している会社は証券会社であったので
「私の胸を触ったら株価が上がるわよ。縁起担ぎだと思って触ってちょうだい」との発言で毎日多くの男性から胸を触ってもらい悦に入るのが彼女の趣味であった。
当然社内での男性社員からの彼女の評価はウナギ登りで「天女」と言うありがたいニックネームがついていた。
毎日株価が上下し、不安定な商品を扱っている証券会社内はストレスはつきものである。
ストレスが溜まってきた男性社員は手を挙げて
「おーい!桃愛ちゃん。縁起担ぎ頼むよ」
と気軽に声をかける。
「あ、俺も頼むわ」
「俺も」
「はーい!」と自慢の胸を男性社員の前に突出す桃愛。
毎日、桃愛の胸を触り、男性社員の方はストレスが解散して、ギスギスした雰囲気も無くなり仕事ははかどる、セクハラもない非常に安定した職場であったのだ。
桃愛は被参政権を持てる25才になった時に決意した。
「党を結成しよう」と。
以前のようなアナログの時代とは違って現在はデジタル社会である。
ひょっとして同じようなことを考えている人間はいないものかとSNSなどを通じて桃愛はネットサーフィンで検索を行った結論、意外と同じ考えの同胞がいたことに感動した。
その数、2000名!
早速、桃愛は同胞達を募って党を結成した。
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