「クガハン」と同じ警察組織を舞台にしながらも、「鵺」はシリアスでスタイリッシュ、そして少しダークな作品でしょうか。 映像的で過不足なく、スムーズに進行するストーリー。コミカルで軽妙なタッチの作品が多い

Nunoさんの小説のすごいところは、とにかく下調べが入念であること、そしてキャラクターが個性豊かであることです。 キャラクターについては、言うまでもなく主人公の由依さん。 モデルと間違うくらい

全ての伏線を回収して、綺麗に終わる小説の充足感も好きですが、突然終わるストーリーも、その余韻がたまらないんですよね。 鵺はその可能性を秘めたまま終わりました。 あー面白かったなぁ！続きが読みたい。←

とてもリアリティのある描写が秀逸で、まるで、小説の世界の出来事が、目の前で繰り広げられているような錯覚を覚えます。映画を観ているかのようでした。 設定やストーリーもしっかりとしていて素晴らしく、ぐいぐ

ガチガチのハードボイルド作品？ 最初はそう思いながら読み始めました。 個性の強い登場人物が対立し合いながら、最後は犯人を追い詰めて捕まえて、めでたしめでたし、のような。 違いました。 「鵺」とい