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淡い闇が包み込む。恐怖も悲哀も切望も絶望も。
そしてこの狂気も、全部。
薄墨のように溶けだして、夜へ滲んで見えなくなる。
そうして夜が明けた時、僕はいつもの僕になる。
明日のことは分からない。誰も未来なんて知らないんだ。
ただ言えるのは、僕に残された時間はすべて君のものだとういうこと。
いつも笑顔じゃなくていい。怒っていても、泣いていても。
だからそばにいて。
君さえいれば、僕はまだ僕のままでいられるから。
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