雨と声
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雨と声
あれから6年が経った。梅雨入りして、今日も雨が降っている。実家は今も雨漏りはしているのだろうか?山に入ったまま帰って来ない主人の帰りを、雨漏りが続いても待ち続ける荒屋。行方不明からの死亡認定手続きを始めることが出来るまで、あと1年。雨が降るこの季節になると朽ち果て行く実家の雨漏りの心配と、改築を断った時の全てを諦めた様な親父の声が沸き上がる。
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