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「…で？藍はそれ受けたの？」
「茉莉花が捕まってるとこ助けてくれたから、多分大丈夫だと思うん、だけど…」
「はぁー！良かった！俺、あの子ニガテなんだよ〜……」
ぺたんと机に伏せてハルが心底困ったように嘆く。
「会ったりすんのヤだからやんわり断ってるのにさ、ポジティブなのか姿見つけたらすぐ声掛けてくるんだよ。『今度飲み行きましょうよ〜』って！」
「そ、それは…」
渡辺さん、可愛いのに案外嫌われてた…。
「お待たせしましたー！生二つとサラダと枝豆と焼き鳥でーす！」
私とハルの間に店員さんが注文品を並べていく。
「ごゆっくりどうぞー！」
店員さんが向こうへ消えていくと、ハルが取り皿に分けて私が食べやすいようにしてくれた。
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