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夜空には、綺麗な星が散らばっていた。
「…キレーだなぁ…」
一人呟いていると、「こんばんは」と声がした。
「ん?」
「おねーさん、こんなとこで一人何やってんですか?」
声に振り向くと、そこには美少年がいた。
「…はれ(あれ)?られ(誰)?」
「ん…?もしかして、お酒飲んでます?」
「飲んらよ〜てゆーか、君られぇ?」
「誰って…覚えてないの?おねーさん」
少年が近付いてきて、私の隣に座る。
「あなたの可愛い琉架くんですけど?」
「へ…?ルカ…?」
お酒のせいで呂律も頭も回っていない。
ルカって、誰だっけ…。
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