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Episode6.甘い熱
翌朝の日曜、私は悩んでいた。
「…あーも〜……決まんない〜…」
まさに服を決めかねている最中。
ハルならきっと「なんでも似合う」とか言いそうだから、意見を取り入れることはほぼ不可能。
(世の女の子たちはどうやって決めてるの…?!)
とはいえ、場違いな服を着ればハルが恥をかいてしまう。
「…っていうか、ハルがどこに行くかさえ教えてくれれば〜!!!」
一人部屋で嘆いていると、もう時間が迫ってきている。
「はっ…!もうこんな時間…!と、とりあえずワンピースにしよう!」
バタバタと慌ただしくもメイクはしっかりして家を出る。
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