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木村家のメンバー勢揃いしました。
お義父さん、お義母さん、お義兄さん夫婦に3歳女の子、総勢5名、1名子供ですが緊張します。
「たくちゃんのお嫁さんなの?」
おこちゃまに聞かれました。
「こら、ひかりちゃん、ご挨拶してからね。」
お上品な兄嫁です。
「皆んな、俺彼女と結婚しょうと思ってるんだ。」
まだ、自己紹介してないけどいいんかい?
「あら〜。綺麗な人ね。お名前は?」
「はい、田中愛と申します。宜しくお願い致します。」
「あれ?君○○会社の受付の子でしょ。」
「え?」
お義兄さん?お会いしたことは無いと思いますが?
「俺、一度だけ挨拶に行ったときに、丁寧に対応して貰ったから覚えてるんだ。」
「貴方は、美人だから覚えてたんでしょ。」
多分その通りだと思いますよ。お義母さん。
「まぁ、3年前の事だからね。」
「すみません。記憶力悪くて…」
「雅也さんを覚えて無いなんて珍しいわね。」
お姉様、ベタぼれですね。
はい、確かにイケメンですけど...。
「なかなか、いい子じゃな
の。」お義母さんに褒められました。
記憶力悪くていい子となりました。
皆さん、ちょっと変わってます。
「君は、仕事は続けたいのか?」
お義父さん、出来ればもう若くないので受付は辞めたいです。言えない…
「出来れば、秘書課に行ってスキルアップしたいと思ってます。」
「そうか、そうか、じゃ家の会社に来なさい。」
「え?」
何の事かな?
拓也さん?
頭ぼりぼりしてますが、聞いてないよ。
「家も会社経営してるんだ。」
「そうなの?」
でも、次男だから関係ないか、残念!
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