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あとがき
まいど、ご訪問を頂きありがとうございます(><;)
本作は、執筆応援キャンペーン『架空の法律』応募用に制作したものです。
私は仕事がら法律に『縛られる側』として携わっています。そのため法の条文だの言い回しだのといったものには、ある程度慣れているので『これは参加しないわけにはいくまい』と思った次第であります。
法律に携わってみて分かるのは、法律は正義を執行するものではなく、飽くまで『合法か違法か』を区分するだけなんですね。
なので「いや、これどうなんだ」と思っても『適法』であればOKですし「これの何がダメなんだ」と思っても違法は違法なんですよ。
という事で、法律の持つそうした性格を反映させるため、主人公には『常識』がなく、雇われ弁護士のルナには『仕事に対するリスペクト』が無いのです。別に、それでも『違法』ではないので。
ですから、最後は互いのエゴがぶつかって『ああいう形』となりました。なので、これのシリーズ化は難しいでしょう(笑
キャラの名前ですが、今回は珍名さんシリーズです。
ネットで珍名さんを調べた時に『鬼さん』という名字があるのを知って、これをもじり、『鬼の雇い主』という意味で『鬼主』。また、『猫屋敷』という名字をもじって『犬屋敷』にしました。
敵役の『的梨』は、同じく珍名さんの『無敵さん』もじったものです。
今回のキーは『法律』なので、敵役の的梨先生は『法律に詳しい人』という設定が必要になります。
じゃぁこれをどうやって倒すのか……というのが、今回最大の悩みでした(_ _;) 何しろ敵味方双方が『同じ武器』を使うのですから。
そこで結局、法律の『コロコロ変わる』という特性を利用する形となった次第です。
今回もまたお楽しみを頂けたなのなら、とても嬉しい事です。
ではまた、次の物語でお会い出来る事を祈って。
(><;)潜
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