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『ガラッッ!』
大きな音がして教室のドアが開いた。そこから出てきたのはなんと
『氷の貴公子』だった。
私もノブもなんで氷の貴公子がこんな場所にいるのかがわからなかった。
「おい!飯山ってヤツはいるか?
トーヤに、氷山冬夜に言われてきた。」
「「…は?」」
私とノブは顔を見合わせた。
「あの…飯山は俺ですが…」
そうノブが答えると、ツカツカと教室に入り込み、
「トーヤから伝言天城って女の子が急にたおれた。今トーヤが保健室に連れてった。」
「ま じか わかった。」
そう答えて私の方を見た。
「どうしよ…私のせいだ…ノブどうしよ」
私は真っ青になって言った。
「おいミオそんなに自分を責めるなって。玲が倒れたのはお前のせいじゃないだろ?玲が倒れたのは、あいつのトラウマを作ったあの最低野郎だろ」
そう私にいいきかせ、私とノブと氷の貴公子は保健室に向かった。
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