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「さぁイケメン会議を始めましょう。」
部長がそう言った。イケメン会議とは氷の貴公子や道端であったイケメンの話をする会議だ。基本的に話を聞いているだけの私もきょうは通学途中にあったイケメンの話をしよう。
イケメン会議が始まった瞬間私は元気よく手をあげた。
部長に指名されるや否や朝の出来事を話し始めた。その間皆はあいづちをうったりしていたが、私が桜林の制服を着ていたというといっきに皆が食いついてきた。
(まぁそうよね。同じ学校だとしたら皆嬉しいものね。)
朝のイケメンについて話しているうちに
キーンコーンカーンコーン とチャイムがなってしまった。
「やっっば!玲早く教室行かないと!」
私と美音は教室に向かって駆け出した。
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