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「なんで俺が桜林学園に転校するって言ったときに何も言わなかったんだよ」
トーヤを問い詰めるとトーヤはしぶしぶ白状した。
「え だって普通さかわいい従弟が同じ学校に来るって知ったらいじめたくなるだろう」
でもサクなんでオレのクラスが分かったんだとトーヤが聞くから俺はちょうど
通りかかった天城を指さし
「あの女が教えてくれた。」
と答えた。
その時フラっと彼女の体が倒れこんだ。
「「おい!大丈夫か?」」
と近寄り声をかけたが、彼女から反応がなかったので俺が天城を保健室に連れていき、トーヤが俺の隣の席の飯山に声をかけに行った。
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