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始まりの物語
「おいそこのお前聞きたいことがあるんだが」
ある朝歩いていたら声をかけられた。
あーもううっさいなぁ見て分らんのかい学校への通学途中なんだよ!
今日は部活の朝練があるんだよ。しょうがないなぁ
「はいなんでしょうか?」
私は振り向いて驚いてしまった。なぜなら私に声をかけてきた人はものすごく
イケメンだったのだ
「桜林学園はこっちの道であってるか?」
「………」
あまりの顔立ちのよさにしばらく私はぼーっとしてしまった。
「おい聞いているのか?返事をしろ返事を」
あ…えと質問なんだっけ?あ桜林学園までの道だっけ?
「あ はいこの道であってます。」
「そうか」
それだけ言ってイケメンの彼は行ってしまった。
(はぁイケメンだったなぁ… って桜林学園って私と同じじゃん!学校で会えるといいな って朝練遅刻するじゃん!)
・ ~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・
「おはよう!」「おはよう!」
校門をくぐると皆の挨拶の声が響いてる。
「おっは~!玲」
と声をかけてきたのは同じ部活で小学校からの幼馴染の湊川美音だ。
「おはよう美音」
と私も声をかける。
「玲早く早く朝練遅れちゃうよ!」
今行くと返事をしながら美音を追いかけた。
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