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これは嫌われてるかも?と悩んでいた時期もあるリルオーだがそのうちにそうではない、と分かった。
すると今度はその機嫌を損ねている感じを如何に攻略して元に、普通に戻すかという事に彼はゲーム性を覚えるようになった。
そしてそれが楽しくなってきたリルオーは毎回ルヨーノを見かけると用もないのに近寄っていって彼女に話しかけるようになったのだった。
「やあ、おはよう、ルーヨ!」
「え、ああ、リル・・・・おはよ・・・・」
この二人の温度差を見よ!
「今日はいい天気だね!」
「そうかな、午後には雨になるんじゃない・・・・」
実際はどちらとも取れる曇りぎみで微妙な天気だった。
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