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6月の記録 1
俺の知らないところで見違えるくらいきれいになったきみ。お願い、他の誰かと恋に落ちたりしないで。
愛おしそうにあなたが見つめる先にある私の知らないどこか。お願い、他の子と恋に落ちたりしないで。
みんな誰かの子供
ずっとは一緒にいられないからこそ、一緒にいられる今を逃したくない。
世界は数え切れないほどたくさんのラブソングで溢れているのだから、それほど作られるだけの価値ある理由があるのだろう。その数だけきっとどこかで恋があって、多くの人に響き、綴らずにはいられないほど掻き立てられる何かがあるのだろう。
さよならしなきゃいけないね。ふたりがそれぞれに、もっと幸せになるために。
結局どうしたって動かすのは自分の足
素直になるのがこんなに怖いなんて
好きな人に好きと、好きなものを好きと、ためらいなく自由に素直に、言えるようになりたい。
あなたの世界の一部になりたかった。
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