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さらに夜も更け 顧問の先生の寝息が
微
(
かす
)
かに聴こえはじめた頃 室内に変化が起きた。 私の目の前にある盤の上 あるべき場所に駒が移動をはじめ 両陣営の駒がスタンバイできたかと思うと 〝パチン〟 静かに しかし 力強い 先制の一手 それが〝彼〟の指した一手であることを私が理解したところで 私達の対決の
火蓋
(
ひぶた
)
は切って落とされた。
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