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目が覚めると暗い色のベッドの上だった
「あれ?ここどこだろう」
「やっとお目覚めになりましたか。魔王様」
暗い色の服を着た女性がこちらを見て話しかけてきた
何言ってるんだこの人
魔王?人違いじゃないのか?
「あなたの事ですよ。レイ様」
「…………?私なの?」
「あ、あと様付けなくていいですよ」
「申し訳ないですが、決まりなのでそれは出来ません」
あ、決まりなのね
「決まりなら仕方ないですよね」
「あ、あのぉー、お名前をまだ聞いてませんでしたね」
「私の名はラピスと申します」
ラピスは笑顔で言った
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