幽霊とともに

13/13
前へ
/13ページ
次へ
「あっ、そうだ!」  ふと何かを思い付いたのか、誠也はマンションの廊下の柵の方にゆらゆらと飛んで行く。 「見て! 今日は星がいっぱいだよ!」  夜の空を見上げてそう声を上げる誠也。俺達も柵の方に行き、空を見上げた。素晴らしい眺めに俺達は感嘆の声を上げる。  キラキラと輝く満天の星。それはまるで、この家族を祝福しているかのようだった。   【終わり】
/13ページ

最初のコメントを投稿しよう!

2人が本棚に入れています
本棚に追加