デジタル時計
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12時34分だ、僕の腕時計を覗き込んだ君が言った。 不思議そうな顔をした僕にいいコトありそうでしょ?と君は笑った。 君は小さな幸せを見つけるのが上手な人だった。 僕の周りには今も君のカケラが溢れている。 君はもういないのに。 僕はいつになったら腕時計をアナログに変えられるのだろう。
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