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私は街中を駆け回る。
三日以内には見つけることが出来るのだろうか。
きっと無理なのかもしれない。
この世界は広い。
それに彼が亡くなっている可能性だって十分にあるのだ。
今日一日で一通り街は全て見た。
彼がよく行っていた図書館はもぬけの殻だった。
彼が好きだったあの原っぱにも影も形もなかった。
もうすでに日は落ちてしまった。
私は今日のところは諦め、とりあえず一旦家に戻ることにした。
タイムリミットはあと二日。
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