人生で2番目に綺麗な星空

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でもそんな君のアイディアを活かせずに君と作ったラジオの部門だけが地区大会で負けてしまった。 悔しくて何も考えられず泣き続けた私を初めて抱きしめ「よかったよ。」と言った君。痩せ型だから私も抱きしめたときには君の肋が痛かったけどとても安心した。 他の部門は県大会に進むからみんな大会に行くことになっている。 でも私には行く資格がない。 でも最後の大会だからみんなでいこうって言ってくれた。 ああ、私はどうしたらいいんだろう。 学校帰りなのに自転車で家に帰らず、 気がつくと私は電車に乗り込んでいた。 終点につく頃には11時過ぎるよな。そしたら終電で帰れるのかな。 そう思っても動き出せずにいると電車は動き出した。
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