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このままだと、きっと生活が変わってしまう。会社に戻るまで、歩きながら少し考えて、私は返事をした。
「お仕事お疲れ様です。会いたいです。でも明日の朝、早めに出社予定なので、終電までには帰ります。お夕飯いかがですか?」
桐木先生もお昼休み中なのか、すぐに返事が戻ってきた。
『ありがとう。店は俺が選んでいいか?』
「お願いします! 楽しみです!」
総務課のあるフロアに戻って歯磨きしたあと、お手洗いからの帰り道、廊下の端でぽちぽちとスマホを操作していた。桐木先生が東銀座のお店を予約してくれたそうなので「遅れずいけるよう、午後のお仕事頑張ります!」と返信しておいた。
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