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「僕」という存在。
先日、小学校からの幼なじみと飲んだ。
今の自分の状況や、他愛のない話をした。
彼は僕の今の状況をひどく悲しんでいた。
これほどかというまでに心配していた。
ただ、いろいろと話していると彼が、
「君は話すのが上手だよ。それ活かせれるんじゃない?」
「昔と比べてすごい考えるようになったね。成長してるじゃん」
褒めてくれた。
そんなこと言われたことなかった。
純粋に嬉しかった。
褒められてこない人生だった。
褒められるより、怒られる、嫌われる人生だった
泣くほど嬉しかった。
僕のこと見てくれてるんだなって思った。
あの夜は泣きたくなるほど嬉しかった。
ありがとうな。友よ。
死にたい。とは思ってる。
いなくなった方が楽だと思ってる。
だけどこんなゴミ人間を認めてくれる人がいた。
僕は人に恵まれてる。
恋愛は下手くそで、女の人が怖いけど。
それでも褒めてくれた人はいるわけで。
まだ人生捨てない方がいいのかなとも思った。
友よ。君は人を1人少し救ったぞ。
直接いうのは恥ずかしいけど、ありがとう。
もう少しだけ、絶望の底で這い上がる努力をしようかな。
そう思った。
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