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同じ夢を見続けるとストレスもたまり、疲れがとれない状態が続いた。
日常生活にも支障をきたし、ミスをすることも増えた。
「……うか、…ゆうか」
誰かに名前を呼ばれ、目を開くと目の前には真っ白な天井。そして私の寝るベッドの脇には母親がいた。
「優香?大丈夫?」
どうして私は寝ていて、母親がいるのか、そしてここはどこなのか、という疑問がめぐり、言葉が出なかった。
「優香さんは仕事中に倒れられて救急でこの病院に運び込まれたんです。」
母親の隣りに居た病院の先生が説明をしてくれる。
その説明でようやく自分がいま病院にいることを理解した。
「検査の結果ですが、特に身体的な以上はなかったのでストレス含め、精神的な検査をしたいと思ってますので、しばらく検査入院していただこうと思います。」
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