3 同級生じゃない。師匠って呼んでいいですか?

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「え、え、え…?!」 「この部屋でいっか」 追いかけるままに春斗についていくと、いつの間にかラブホの中にいた。 初めて入ったんですけどー?! パニックになっている私をよそに、春斗はパネルから部屋を選んで鍵を手に取る。 「何してるの、時間が勿体ないでしょ」 「え、え」 手を引っ張られてエレベーターに乗せられ、部屋まで案内される。 扉を開けて、私を先に入らせようとする春斗の表情は何だか楽し気だ。 今気づいたけどこんなに身長伸びたのね。昔は私の方が背が高かったのに。 「綺麗になりたいんじゃなかったの?」 にやにやしながら言ってくる春斗に、カチンときた。 もういい、女に二言は無い。腹を括ってやろうじゃないか。 「そうよ、綺麗になるの。何でも来いっ!」 私は部屋に入ると一直線にベッドへ向かって、仰向けに寝転んだ。 どこからでも来い。 「…んーと、うつ伏せからの方が良いかしら」 「え、いきなり後ろからがいいのっ?!」 「その方が身体をほぐしやすいのよ」 「あ、あの…初めてだから…」 「大丈夫、優しくするわよ」 どうにでもなれ。私は緊張マックスでうつ伏せになった。 春斗の手が、背中に、腰に、太ももに触れる。 は、鼻血出るかも…
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