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70
赤子のうちはまだ動かんからええねんけど、ある程度成長してハイハイできるようなったら余計注意する必要があるな。目を離した隙に何をするかわからへんしな。
69
『だぁ、だぁ』
ああッ! それ以上テーブルクロス引っ張りよったら上のコーヒーが落ちる!
68
……ふぅ、セーフ。なんとか落とす前に救出できたわ。
バシャッ
あぢゃぢゃぢゃ! 足にコーヒーがあああッ!
67
……なんてことになりかねんわ。少しでも危険だと思ったもんは排除せなアカンな。部屋に柵を置いて行動を制限したり机とかタンスとか角があるもんにカバーをつけとくのも忘れんようにせんと。
66
更に成長して立って歩けるようになったら手もつけられんようなってまうんやろなぁ。落ち着いて買い物もできひんやろ。
65
『おとーちゃーん。これなんてさかな?』
だああッ! 指でツンツンしたらあかん! って、パックに穴が……もう買い取らんと……。
64
あ、あら? ちょっと目を離した隙に……どこ行きよった?
『ーー迷子のお知らせをいたします。黄色のシャツに青の短パンをはき、しま模様のキャップを被ったーー』
完全にウチの子ですやん。
63
『おとーちゃーん。これこうてえな』
なんや、玩具つきのガムやないか。アカンアカン。そない高いもんこうてられへん。ガムなら10円のでええやろ。
『いややーっ! これがええーっ! こうてこうてーーっ!』
62
……そうやって買うまで床に寝そべりだだをこねまくる姿が目に浮かぶわ。甘いワイのことやから結局折れて言うこときいてまうんやろな。
61
……いや、時には心を鬼にして厳しくせなアカン。まさに我が子を千尋の谷に突き落とすタイガーの如しや。
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