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白い雲 それから覗く青い空 気持ちよさそうに飛ぶ 飛行機のお腹 中庭の木の緑 強い太陽 いい時間 初めて見たよ ラグビーの試合 盛り上がってるし 盛り上がるんだけど ルールがわからないことに気づく そういえば君は ラグビーの経験者だったね 君はラグビーの 全部を知っている 君の腹筋を また見てみるのもいいかもね 素敵なソファに大きなテレビ それを照らす 沢山の間接照明 いい空間 君は猫が好きだった 君自身も猫のようだった 人の懐に入るのが得意なんじゃない 誰からも可愛がられる 可愛い猫 だからいつも 誰かが拾ってくれる 今はどんな人に拾われて どんな生活を送っているのだろう 毎日安心して 眠れてるといいな 君に望むことが あるとしたらね 君とは 傷つくために出逢った 理由なんてないんだろう あったとしても それは後付けだ 神様のいたずらって 本当にあるんだね いたずらにしては 度が過ぎると思うけどね そっか 君は猫だから 私に何も残していかなかったのか あ 望むことができてしまった 私も猫になりたい そうすれば 君がどこにいるか わかるかもしれない 白い壁に 白いカーテン そこから覗く オリーブの木 オリーブという切ない曲 いい音楽 確かなものが 何もない それが君だったんだね 君らしいよ ありがとうもさようならも言えない 強がる私 私らしくなかったな あ 私 望んでた また君と ライヴハウスで逢いたい 君と私が出逢った あのライヴハウス その時は 私らしくない私 素直になろう でも 私が素直になっても 君は変わらないだろう 確かなものが 見つかった 君らしさと 私らしさ 神様はいじわるだ 今頃わかるなんて やっぱり君とは もう逢わなくていいや 君と逢うと 傷つくだけ 傷つくのは 疲れるだけ ありがとうもさようならも言えないけど これなら言える どうか元気で
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