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〜第5回〜ここら辺やった?〜
ルル 「こんばんわ。第5回始まります。『どうぶつ達の本音』のコーナーでございます。MCを努めます。僕、ダックスフンドのルルと。」
ハナ 「私、トイ・プードルとチワワのハーフのハナです。よろしくお願いします。」
しっとりとしたバラードがゆっくりと流れ始める。
ルル 「今日はぐずついた天気でして、雨が降ったり止んだりで外に出るのが一苦労でしたね。」
ハナ 「そうですね。散歩の帰りに急に強い雨が降ってきて、私たち毛が多いから体を拭くのが大変でした。」
ルル 「毛が多いのは大変ですよね。風邪を引かないように注意したいです。」
ハナ 「さて!今回のお便りは〜?」
ルル 「動物名、ツバメ。ハンドルネーム、『エリー』さんのお便りです。」
「こんばんわ。私、大阪生まれ大阪育ちのバリバリの大阪人やねんな。
ごめんやけど、ちょっと大阪弁で喋らせてもらうで。
この前やっと、生まれ育った所に帰ってこれて、『我が家に帰ってきたで〜!』って叫びながら気分ルンルンで巣の近くまで飛んで帰ってきたんです。
そしたらなんや、同じ様な家が沢山並んでてなぁ。
『場所は確かに、ここらへんやったと思うんやけどな〜』って思いながら血眼になって探し回りました。
しばらくしたら見つかったんで、せっかくやから生まれ育った場所でそのまま住む事にしたんです。
でも、本当に困った事はここからやったんです。
私らのヒナが産まれて、餌を探して持って帰る時の事です。
なんせ同じ様な家が沢山建ってるもんやから、毎回隣の家に間違えて入って『あ、ここ自分家の巣じゃないわ』っ確認してから自分の家の巣に帰るんです。
あんまりにも間違えるもんやから、私方向音痴やったんかな?ボケが始まってしもたんかな?って自信を失くす日々。
せっかく生まれ育った場所やけど、もう住処変えた方がええんでしょうか?」
ルル 「というお便りでした。ツバメさんにこんな悩みがあったなんて、思ってもいませんでした。」
ハナ 「うんうん。あ、でも私の近所のツバメさんもよく間違って私の家のベランダに来るので、もしかしたらエリーさんだけではないかもしれませんよ!」
ルル 「そもそも、日本列島もしくは世界を渡るツバメさんです。転々と移動して暮らしているのに幼少期過ごした家にちゃんと帰って来れる事自体、凄すぎます!自信を持ってください!」
ハナ 「そうですよ。確かに同じ様な形や色の家が増えている場所もあります。間違えるのも仕方ないとおもいます!」
ルル 「どうしても、やっぱり困る!限界ってなったら住処を移すのもアリだと思います。
それまでは、ご飯を探すついでに色々な場所に内見に行くのも良いかもしれません。」
ハナ 「リスナーさん、もし巣作り子育てしやすい地域があれば是非『#どうぶつ達の本音』と書いて、トエッターで呟いてもらえれば嬉しいです。」
ルル 「エリーさん、お便りありがとうございました。またお便り楽しみにしております。
『どうぶつ達の本音』のお便りは、どうぶつラジオ局のどうぶつ達の本音係によろしくお願いします。」
ルル/ハナ 「せ〜のっ!もしかしたら、次はアナタのお便りが読まれるかも!どうぶつ達の本音コーナーでした!またね〜」
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