〜第1回〜カワイイ所を見て!〜

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〜第1回〜カワイイ所を見て!〜

「さぁ、今日から始まります。どうぶつラジオ局の新コーナー『どうぶつ達の本音』。人間の同居人がいる方や野生の方々の本音をご紹介します。MCを努めます。僕、ダックスフンドのルルと。」 「私、トイ・プードルとチワワのハーフのハナです。よろしくお願いします。」  明るいバラードがゆっくりと流れ始める。 ルル 「実はですね。前回の放送で『どうぶつ達の本音』の募集をしたところ。早速沢山のどうぶつ達からお便りが届きました。」 ハナ 「さて、どんなお便りが届いたのでしょうか。」 ルル 「動物名、ネザーランドドワーフ。ハンドルネーム、『プリン』さんのお便りです。」 「こんばんわ。新コーナーの『どうぶつ達の本音』が始まると聞き早速投稿してみました。  私は生まれて間もない頃から人間と暮らしています。兄弟の様な仲だと思っています。  しかし最近、その家族に困っている事があります。  私、髪質と毛量、つぶらな瞳やプリティーなお尻に自信があり、自分でも可愛い見た目をしている事に誇りを持っているんです。  ですが最近、私の家族が撮ってくる写真は食べてる途中の可愛くない写真ばっかり。  写真撮られるのは好きだけど、何故、そんな写真を撮るのか!と納得がいきません。  ルルさん、ハナさん、人間の家族が写真を撮ってくる時どうしてますか?」 ルル 「というお便りでした。そうですねぇ。人間のご家族は、プリンさんが可愛くないと思っているご飯を食べる姿が可愛くて仕方がないんでしょうね。」 ハナ 「そうですね。私も食べてる時の顔はあまり自信がないので、食べてる時撮られたら、つい威嚇してしまいます……。ルルさんはどうですか?」 ルル 「僕は……そうですね。鼻や髭にご飯を付けてお茶目さをアピールしたり、ですかね。でも大体知らないうちに撮られてるのでそっちの方が恐怖です。」 ハナ 「お茶目さをアピールって。ルルさん、あなたそんな事をしてたんですか?あざといですね。でも、プリンさんの食べ物は草系なのでお茶目アピールとかって難しいですよね。」 ルル 「あ、そうだ。ご飯を食べる時、沢山撮られるなら、人間のご家族がご飯食べる時、コッチもじっと見つめたり、邪魔をするのはどうでしょうか。もしかしたら、嫌な気持ちを分かってくれるかもしれませんね。」 ハナ 「自分の食べている時の顔から興味を逸らすのも良いかもしれませんね。他のリスナーの方々、もし『私はこんな風に対策してる』と言う方法があれば、#どうぶつ達の本音と書いて、トエッターで呟いてください。」 ルル 「そうですね。もしかしたらプリンさんの最善の対策が見つかるかもしれません。」 ハナ 「プリンさん、お便りありがとうございました。またお便り楽しみにしております。 『どうぶつ達の本音』のお便りは、どうぶつラジオ局のどうぶつ達の本音係によろしくお願いします。」 ルル/ハナ 「もしかしたら、次はアナタのお便りが読まれるかも!どうぶつ達の本音コーナーでした!またね〜」
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