23人が本棚に入れています
本棚に追加
海辺での邂逅
イーティアは、船から惑星に向けて、梯子を下ろす。
惑星に船を係留して、乗組員たちが皆、惑星に遊ぶことを許した。
彼女自身も、惑星に降りることを楽しみにしている。
イーティアは、ある海辺に降り立った。
ダエラとテオの住む街に、ほど近い場所だ。
ダエラがそこへやってくることを、イーティアは知っていた。
流星と呼ばれる船底の貝殻たち。
海に落ちた流星は、光りながら水底へ沈んでゆき、また静かに貝殻に戻る。今度は地の貝殻に。
最初のコメントを投稿しよう!