epi3 文化祭キングを狙え!

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「別にいいけど。断るのめんどいし」 「老けたんじゃね?」 鳥越が言うと、冨田と顔を見合わせて笑っている。俺はため息をついて、 「老けるか!」 「でも松田とまだ続いてるし。どう?浮気はしないのか?」 富田が訊ねると、俺はニヤリと笑ってまた漫画に視線を戻した。 「…してる」 「サイテーだな、お前」 「だってー。たのしーし!」 そこに鳥越の携帯電話が鳴って、鳥越は携帯電話で話し始めた。 「うん。…え?うん。……は?それは…知らないけど、聞いてみる?」 鳥越は携帯電話から顔を離して、 「これから女子遊びに来たいって。呼んでもいい?」 と聞いてくると、俺と富田は同時に右手を上げた。鳥越は笑って携帯電話をまた耳元に戻すと、 「うち分かる?住所送るよ」 と言って電話を切ると、 「来てくれるってー!やったな!今日は空いてる部屋使っていいぞ」 と言うと、俺は頷いて漫画を閉じると、 「じゃ、それまでちょっと寝る。部屋貸して」 と言って立ち上がると、鳥越はベッドで横になりながら、 「奥の右側の部屋使っていいぞ」 と言うと、俺は頭をかきながら部屋を出て奥の部屋に向かって歩き始めた。今日は夏菜子も女同士で遊んでるみたいだし。のんびりしてよう。
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