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「私の友達が、坂井くんのことすごく好きでね。でも、近づこうとすると松田夏菜子に邪魔されるの。告白も、多分松田夏菜子に気づかれたのよ。妨害してきたんだわ」
向原が真剣に言うと、俺は吹き出して、
「まさか。そんな。あいつも前はいじめられっ子だったんだぜ?そんなことされたら嫌なのを、あいつも分かってるだろ」
俺が笑いながら言うと、向原は頭を横に振って俯いた。
「坂井くんに告白しようとする気配があると、松田さんはすぐに気がついて邪魔をしてくるのよ。性格悪いったらないわ。今度その様子を陰から見てみるといいわよ」
向原は言うと、俺は向原の手首を掴んで押し倒し、俺が上から向原を見下ろして、
「今度ね。でも、女同士の揉め事は嫌いでね。見て見ぬふりをするかも。ところでさ。俺、したくなっちゃった。だめ?」
「えっ?」
「…その友達には内緒でいいから。優しくしてあげるよ」
俺がニヤリと笑って言うと、向原は頬を真っ赤に染めて俺を見つめた。
「で、でも」
「だめ?」
俺は向原の唇に優しくキスをすると、向原はキス一つで、堕ちた。
「いいよ」
俺はニッコリと笑ってみせると、再び唇を重ねて舌を絡めると、向原の服をめくり上げて上に脱がしていった。
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