5 B’z SHOWCASE 2020 5 ERAS 8820 Day1

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稲葉さんが観客がいるのかいないのか不安そうなMCをしてたから、『観てるよぉおおお!!!』ということを伝えたかった。 ライヴ会場だと、遠くからだと米粒大、近くても顔が判別できる程度だけど、PCからだとメガネをかけて観られるからすっごく近くて鮮明。 インタビュー時は怖いメイクをしているように見えたが、ライヴだとふつうに見えるヤツだったんだなとか。 テレビの時とも何かが違う。 ライブだと観客の熱気に応えるように、稲葉さんも身体全体で叫ぶ感じがするけど、無観客だとそれが少ない。 でも、もしも配信で観客がいるそれを観てしまったら、そこに自分がいない空しさを感じてしまうかもしれない。誰も観に行けていないのだと自分に言い聞かせ、記憶の中のライヴと映像をリンクさせる。 自分もそこにいるんだと、思い込む。 声、音楽、包まれる熱気。 ライヴ会場、きっとでっかいドーム。 屋根はないほうがいい。 雨が降ったら、雨を感じる。 レインコートを着て、叫ぶ。 でも、やっぱり晴れている方がいい。 今日は満月。 月を見ながらのライヴは好き。 雨が降っても、その雲の切れ間から月が見える。 スタンド席。ステージから離れていても、空が見える。 プラスチックの席に座り、後ろの席だと少しがっかりしている。 でも、曲が終り、移動してくるメンバー。 満員の座席の中央にセットされる簡易ステージ。 後ろの方だったスタンド席からでもよく見える。 米粒から人差し指くらいの大きさに見えるようになる。 わきあがる歓喜の声。 会場が割れんばかり。 そんな妄想をして 『あいかわらずなボクら』を聴いた。 騙される感じのイネーバさん、大好きだった。 そんなことを思い出して、観ている映像にリンクさせる。 言葉も音楽と一緒。 その言葉に何も感じなければただの文字。 記憶を、想いを言葉に乗せる。 届けとスマホにつぶやく。 いままでずっと聴いていた音楽。何度も何度も繰り返し。その想いが、ぎゅっと詰まっていて、魅せられた。 そういう観方をすると、とっても楽しい。 想像というか、妄想を爆発させる。
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