ナナシ、エブリスタと出会う、の巻。

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望月麻衣さんの小説『京都寺町三条のホームズ』との出会いが、すべての始まりでした。 小説を読み終えて、ペラペラとページをめくっていると、エブリスタの広告が目に止まりました。「へえ、こんなサイトがあるんだ」というのが第一印象。『京都寺町三条のホームズ』の原作(という表現が正しいのかはわかりませんが)を読めるという点に惹かれて、会員登録をしました。 ものぐさなナナシが会員登録するという時点で褒めてほしいと思うのですが、そんなことで褒めてくれるひとは、もちろんいません。そして、「ユーザーネームどうしよう」と悩んだ末、ナナシ(名無し)と名付けるほどの無精者(ぶしょうもの)であるということも、(ぬぐ)うことのできない事実です。 職場の後輩(当時)のヨシノさんから、「え? ユーザー名、“ナナシ”のままいくんですか?」と驚きとも(あき)れとも取れる言葉をもらったわけですが、「私らしいでしょ」という一言で、彼女はおおいに納得したようでした。 かくして、ナナシはエブリスタという“沼”に足を踏み入れてしまったのでした。←言い方。
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