ナナシ、創作の原点を思い出す、の巻。

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小説らしきものを書き始めたのは小学校の高学年。当時、交換日記がクラスで流行っていた中、ナナシと仲のよい友人たちは、交換をしていました。余談ですが、ナナシのアイコンを描いてくれたお友だちのまめさんは、この頃からの友人です。 さて、絵の上手い友人たちは漫画を書くわけですが、中途半端な絵、つまり、画伯になれないナナシは小説を書くことにしたのです。果物の名前をつけた女の子たちが主人公の物語だったように思います。ネーミングセンスって成長しないんですね。 思えば、“物語を作る”という行為は、もっと小さい頃、小学校の低学年ぐらいからしていたように思います。ナナシの子どもの頃は、いまのように“知りたい”と思ったことをすぐに調べる方法もなく、だからこそ、“自由に想像ができた”ような気がします。 例えば、かわいい魔術師の女の子のイラストがあったとして、それがなんのアニメの登場人物かなんて、気軽に知る方法はありませんでした。だから、想像するんですよ。「この子はどんな子かな〜」って。ある意味、二次創作ですよね。
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